2018年12月26日 カテゴリ:眠り

月経前や更年期は眠りにも影響が

月経前や更年期は眠りにも影響が
多くの女性が悩まされているのが、月経前と更年期。これらは眠りに深くかかわっています。今回は、それぞれクローズアップして、その原因と対策をご紹介します。
 
 
<月経前>
月経前になると必ず、「夜、寝つきが悪くなる」「日中ものすごく眠くなる」という人も多いのではないでしょうか?このことからもわかるように、成熟期の女性に毎月訪れる月経は、眠りに深く関係しています。
 
月経が始まる2週間前くらいに、女性ホルモンのバランスが崩れます。それによって、肌や髪の新陳代謝を促進させるエストロゲンの分泌量が減少。対して、子宮内膜を守る働きのあるプロゲステロンが増加します。同時に基礎体温が徐々に上がり、深部体温が夜になっても下がり切らないため、なかなか眠りにつきにくくなります。そして睡眠は浅くなり、昼間は眠気に襲われてしまう…というわけです。しかも、ストレス耐性を高めるエストロゲンの分泌量が月経前に減ることで、ささいなことでもイライラしやすくなり、その苛立ちが就寝時にもおさまらず、ますます寝つけないという悲しい相乗効果を生み出してしまいます。
 
 
<更年期>
更年期とは、一般的な閉経年齢がおよそ50歳として、その前後5年間のことをいいます。そして、このころの女性も不眠に悩まされがち。世界的にも国民の睡眠時間が短いとされる日本ですが、なかでも、まさに更年期にさしかかる40代女性の睡眠時間が、最も短いという調査結果もあるくらいです。
 
更年期女性の不眠の原因となるのは、エストロゲンの分泌量が減少したことによる、肉体的な要因。さらには、家庭のことや仕事のこと、日々のしかかる心的ストレスで心のバランスが崩れることも影響しています。それらが加わり、更年期の女性の睡眠は、量・質ともに低下する傾向にあります。
 
 
月経前や更年期に寝つけず悩む人へおすすめしたいのが、「手や足の先をしっかり温めること」。人間のカラダは、末端から熱を放出することで、深部体温が下がるようにできています。深部体温が下がれば、寝つきも良くなるため、スムーズに眠れるというわけです。手足の指や足の裏をマッサージしたり、熱めのお湯を張った洗面器などで手足を温めたりしてみましょう。体温を調節する役割のある手足を温めることが、スムーズな入眠へと繋がります。「冷え性で何回もトイレに行きたくなる」という人にも効果的なので、ぜひ試してみてくださいね。

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