「JAPAN PLUS」の取り組み

日本のモノづくりと快適な眠りを提案する
「JAPAN PLUS」

西川仁右衛門が1566(永禄9)年に近江で商いを起こしてから、西川は、2016(平成28)年に創業450年を迎える。記念の節目を目前に控え、当社は日本人ならではの想いを込めた創意工夫のモノづくりを基軸に据えて、快適な眠りを提案する「JAPAN PLUS(ジャパンプラス)」を2015年8月から開始した。日本のモノづくりが世界から注目される中、国内の産地や自社工場による国産をベースにしたモノづくりによって、日本の精神性と品質の良さにこだわった西川ブランドの数々を「JAPAN PLUS」として提供する試みである。

JAPAN PLUS
2016年、S/Sホームファッションフェア「JAPAN PLUS」
イズモア
2015年、F/Wホームファッションフェア「ismore」

具体的には、日本のコットン産地であった出雲で時間をかけて紡がれる柔らかく強い糸を使った国内一貫生産のカバー「ismore(イズモア)」、四季に合わせて掛けふとん内の温度や湿度を快適に調節する日本品質のインナーブランケット「+wool(プラスウール)」、天然素材を超える心地よさを実現した合繊わたの掛けふとん「ふわり~な」、職人技とタオルソムリエの感性でつくりあげた「しあわせの今治ガーゼ」などのブランドを揃えた。

これらの西川ブランド商品に、高い機能性とデザイン性を誇るコンディショニングマットレス「AiR(エアー)」、エビデンスに基づいて質の高い眠りを提供するパーソナルフィッティング「&Free(アンドフリー)」といった当社が誇る商品やサービスもパッケージにし、「JAPAN PLUS」として日本の良さを海外へ発信する取り組みを進めている。

積極的なプロモーションで西川の歴史と商品をアピール

これまで当社は、西川チェーンの寝具専門店で顧客との信頼関係を中心にした販売展開を進めてきたこともあって、商品のプロモーション活動には消極的な面があった。そのため、若い世代への訴求が課題となっていたが、それを大きく転換したのが「AiR(エアー)」である。有名アスリートを次々と起用した宣伝によって、若年層や男性など新たな購買層への西川の知名度アップを図っていった。

また、健康長寿社会の進展によって、健康を支える眠りへの関心が高まり、メディアの企画が増えていた。そのような中で、睡眠を科学し、眠りの質に重点を置いた商品開発を進める当社が注目されるようになる。2011(平成23)年の東日本大震災以降は節電にともなってクール寝具などが注目された。2013年からは睡眠ビジネスの業界動向に関連して当社のスリープマスターへの取材が増加し、快眠のコツや睡眠環境、寝具の選び方、美容と睡眠などのテーマで、当社の取り組みが紹介された。その数は年々増え続け、創業450年を控えた2015年には130本以上に上っている。

2015年8月には、民放の経済トーク・ドキュメンタリー番組で当社が取り上げられた。番組では、西川創業450年の歴史をはじめ、「AiR」や「&Free」、眠りの相談所1,000店舗構想などの商品やサービスが紹介された。また、西川八一行社長が登場して、西川の伝統や今後のビジョンなどを語り、老舗企業の存在価値を全国にアピールした。

450年史トピックス