オリジナルブランド強化

健康寝具を追求し健康敷きふとんを開発

健康寝具を追求する当社では、ハイテク技術を使った寝具の開発に注力した。その取り組みから「スペースドクター」を開発し、1989(平成)年に発売した。ふとん本体を12層構造にし、羊毛わたに抗菌・防臭・消臭加工を施した家庭用温熱・電位治療器付き健康敷きふとんである。

1997年には、商品の軽量化を図るとともに、温熱タイマー時間の8時間から12時間への延長、血行促進などに効果のある温熱治療と頭痛や肩こり解消に効果のある電位治療を交互に繰り返す機能を付加した「ドクターセラ」を発売した。

さらに、2008年にはその進化版である「ドクターセラ ルナ」を開発するなど、質の高い眠りを叶える寝具を追求し続けている。

2008年に発売した「ドクターセラ ルナ」

眠りの新たな価値の発信で市場の牽引役を担う「AiR」

当社の睡眠科学研究と独自の商品戦略は、ロングヒット商品の「整圧敷きふとん」をさらに進化させた。体圧分散効果を高めた3層特殊立体構造のコンディショニングマットレスを開発し、「AiR(エアー)」と名付けて2009(平成21)年に発売したのである。

「AiR」の特徴は、高い機能性とともに、機能の高さを消費者に印象付けるため、ピンクや緑、赤、黒などの色を駆使し、デザイン性を高めたことであった。プロモーションにも力を入れ、スポーツと眠りという切り口で当代一流のアスリートを次々に起用してPRを行った。その結果、これまであまり寝具に興味のなかった若年層や男性の心をつかみ、新たな市場形成のパイオニア的役割を果たしている。

2009年に発売した「AiR」

今治タオルブランドの取り扱いを拡大させる

当社は、産地支援にも力を入れている。そのひとつが今治タオルで、積極的に取り扱いを拡大させた。

今治は日本一のタオル生産地であるが、1990年代以降、輸入タオルの急増などによって生産量が下降し、製造大手企業の相次ぐ中国流出で危機的状況に直面した。そのため、四国タオル工業組合は2006(平成18)年に「今治タオルプロジェクト」を発足し、オリジナルブランド製品の開発やプロモーション活動などに力を入れて再生に努めた。

当社は、最新技術で作成した「watairo(わたいろ)」や2015年8月には「しあわせの今治ガーゼ」を発売し、今治ファンの拡大に一役買っている。

2015年、F/Wホームファッションフェア

個々に合わせた質の高い眠りを提供する「&Free」を展開

眠りに対する関心が高まる中、長年培ってきた経験と技術を結集し、個々に合わせた質の高い眠りを提供するためのパーソナルフィッティングに取り組んでいる。その一環として、家族の快眠環境をサポートする新トータル寝具ブランド「&Free(アンドフリー)」を開発し、2015(平成27)年3月から全国の百貨店や専門店で事業を開始した。

人間工学に基づいた高機能なマットレスやオーダーメイド枕、オーダーメイドによる羽毛ふとんや真綿ふとんなど、さまざまなニーズに応える質の高い寝具をラインアップ。眠りのスペシャリストであるスリープマスターが、顧客と一緒に身体に合った最適な寝具を選ぶのが特徴で、健やかな眠りへ導くサービスを提供している。

2014年に発足したハウスブランド「&Free」
点で支えて圧迫を分散
血行妨害を緩和する
点で支えるテスター
「&Free」体圧分散マットレス比較

450年史トピックス