北欧、暮らしの道具店 マットレス特集2019 前編 北欧、暮らしの道具店 マットレス特集2019 前編

産後悩まされていた腰痛。
日常生活で今すぐ見直せることって?

編集スタッフ 齋藤

ずっと、腰痛に悩まされていました

高校生のころから腰痛持ちだった斎藤さん。昔は若さゆえに何とかなっていたけれども、産後ますます悪化してしまいました。
加えて、2人目が生まれたことをきっかけに買い足した新しいマットレスは、体に合わなかったのか寝返りをするたびに腰が痛く、起床時は体がガチガチ……という状況。

マットレスを見直したいと思いつつも、踏み切るにはコスト的にも勇気が必要。そもそもなぜ、敷き寝具が腰痛に影響するのかも分かりません。

右:西川のスリープマスター・杉原、左:スタッフ齋藤さん

そこで、西川のスリープマスター・杉原桃菜(すぎはら・ももな)と一緒に、まずは日常生活の習慣による腰痛の原因を紐解きながら、敷き寝具と腰痛の関係を見つめ直すことにしました。

日常に潜む、腰痛の最大の原因は
「姿勢」

日常生活における腰痛の原因には、大きく分けて以下の3つがあるのだそう。

  1. 1 )姿勢の悪さによる血流悪化
  2. 2 )運動不足による筋力低下
  3. 3 )長時間同じ姿勢が続くことによる負担
立っている時は、自分が思っているよりも胸を張って肩を引くと、一直線がキープしやすいですよ、と杉原。

杉原:
「日常生活のなかで、腰痛に一番影響を与えるのはこの3つの中でも特に『姿勢』と言われています。

まっすぐ立った時の理想的な姿勢は、横から見て『耳・肩・骨盤・くるぶしの位置が一直線であること』。この姿勢は、胸も開くから呼吸もしやすくなることが体感できると思います。

でも、スマホを見ている時につい首が前に出てしまったり、電車に乗っている時間は壁際へ寄りかかってしまったり……。そうやって姿勢が崩れることで、腰にも負担が掛かるんです」

浅く腰掛けるほうが、負担が大きかった?

深く腰掛けた時、背中は背もたれから少し開けるくらいがベストだそう。

杉原:
「姿勢よく座ろうと思って、浅く腰掛けていませんか? 特に姿勢をキープする筋力が弱い方は、浅く座っていると骨盤が曲がって背中も丸まりがちになります。深く腰掛けた方が姿勢が整いやすいんです。
この時の姿勢も、耳・肩・骨盤の位置が一直線であることを心掛けます。足の裏は地面に着くよう、椅子の高さを調整できるとベストです」

深く腰掛けたほうがいいなんて!斎藤さんは、浅く腰掛けたほうが姿勢に良さそう、と勘違いしていました。

自分の筋肉がコルセット代わりになるように

杉原:
「自分の腹筋・背筋はコルセット代わりにもなりますよ。
腹筋背筋が安定すると姿勢が整い、痛みは軽減されます。適度な運動で、自分自身の腹筋・背筋でコルセットを巻けるととても良いですね。この時、両方をバランスよく鍛えることが大事。片方だけに偏ると、身体の均衡が崩れてしまいます。

私たちはついつい楽な姿勢をとってしまいがちですが、お腹と背中の筋肉を鍛えることで、姿勢が悪くなることを避けられます」

とはいえ、日常では運動することが難しいことも。そこで、血流をよくすることで腰痛の予防や改善につながる、簡単なストレッチをご紹介します。

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