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快適な眠りを誘うベッドの選び方

眠りの質は、寝室環境に大きく左右されます。そこで大切なのがベッド選び。特に、春の引越しシーズンに合わせて、結婚など二人暮らしをスタートする人も多いようです。二人暮らしのベッド選びは、住まいづくりの中でも重要な要素です。そこで今回は、眠りのプロが新生活を快適に過ごすためのベッドの選び方を伝授します。

有限会社ホームファッションしまばやし
代表取締役嶋林 正記

首都圏に近い埼玉県加須市にある街の眠りを支える「ホームファッションしまばやし」の4代目の店主。寝具や小物を中心の1Fと、ベッド専門の2Fという2フロアで眠りのトータルコーディネートを日々提案。

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目次

必ずお店で寝て試し、自分の体にあったマットレスを見つけること

二人暮らしを始めるカップルのベッドニーズは?

二人暮らしの場合、ダブルサイズにするかシングルサイズを二つ並べるかの選択肢が生じますが、新生活に胸躍るお二人ですから、やはりダブルを希望される方が多くなります。若いカップルの場合は賃貸住宅を選ぶケースが多く、住空間もそれほど大きいものではないため、まずベッドの大きさを検討されます。
しかし本来、ベッド選びは、大きさよりもまず自分の寝心地や硬さに合ったマットレスを最初に決めていただきたいです。

マットレスを決めてからベッドサイズを検討

なぜマットレスから選ぶのがいいのでしょうか?

人間の身体は横から見るとお尻の部分が出っ張ったり、腰の辺りがヘコんだりしていて真っ直ぐではありません。そもそも背骨が直線ではなく、ゆるやかなS字カーブを描いているからなのですが、その出っ張ったり、ヘコんだりも個人差があります。この出っ張ったり、ヘコんだりをきちんと支えるマットレスが理想です。例えば、仰向けに寝たときお尻が適度に沈まないと、腰の部分(ヘコんでいる部分)はマットレスとの間に隙間ができてしまいます。その方にとっては少し硬過ぎるマットレスということになります。
かつて、「腰の悪い人は硬い“煎餅布団”で寝るのがいい」とされていた時代もありましたが、私は日本の畳文化から出た都市伝説だと思っています。硬すぎるマットレスは肩甲骨辺りとお尻の辺りに偏って圧力がかかってしまいます。逆に柔らかすぎても、自然な姿勢を維持できず、キチンと体圧分散ができません。つまり、健康で快適な眠りのためには、自分の体型に合った適度な硬さのマットレスを見つけることが大切ということです。マットレスを選ぶときは、お店に気兼ねして、座るだけで判断しようとするお客様がいらっしゃいますが、必ず横になって寝ていただき、実際に寝心地を確かめて頂きたいです。

二人で寝る場合のアドバイスをいただけないでしょうか?

睡眠姿勢は体型によって大きく左右されるので、自分に合ったマットレスが重要なことは先程申し上げました。なので眠りのプロとしてのお勧めは、それぞれに合ったシングルサイズ2台が理想です。やむを得ず、大きいサイズを 2人で共有する場合は、複数のもので寝比べながら、その寝心地を確認して慎重に選んで頂きたいです。その際、お互いに寝返りを打って振動が伝わりにくいタイプを選ぶ事も重要です。また、好みもありますので一概には言えませんが、当店ではマットレスの硬さを女性の基準に合わせて選ぶよう心がけています。

でも、シングル2つとなると、設置スペースが気になります。

皆さんよく心配されるのですが、シングルが2台でもスッキリと収まる場合が多いです。
当店では間取りをイメージするためのサンプルボードをご用意しています。扉や窓の位置を確認しながら、ベッドを配置して設置イメージを確認していただくことで、安心してお選びいただけます。

マットレスの人気は?

ポケットコイルのスプリングマットレスは、コイルスプリングが一つひとつ独立しているため、体圧が分散され寝心地も快適です。特に西川のボディフィットシリーズは一度試していただくとその心地よさに満足していただけるお客さまも多いです。また最近では、ノンコイルのウレタンマットレスも人気です。身体をしっかりと支え、コイルスプリングに比べて軽量で扱いやすいのが特徴です。

湿気は最大の敵。長く使うためには通気性を大事に

フレーム選びなどマットレス以外の注意ポイントは?

ベッドフレームは、ヘッドボードや引き出しの有無、色・デザイン・素材など、お好みでお選びください。当店では1階・2階合わせて30種類以上のベッドを常時展示していますので、ご希望のマットレスと組み合わせながらお選びいただけます。
よく設置スペースを気にして、折りたたみ式のベッドを候補に挙げられるお客さまもいらっしゃいますが、当店でオススメしていません。毎日たたんだり伸ばしたりする場合は、耐久性も気になりますね。やはり、折りたたみではなく、しっかりしたベッドフレームの上に自分に合ったマットレスを乗せて使っていただきたいです。
ベッドフレームでチェックしていただきたいのは、床板部分。板貼りやフエルト貼りが一般的ですが、西川では通気性と強度を考慮した「杉スノコ」タイプをご用意していて、当店でも好評です。

配置で気をつけることはありますか?

最近の住宅は気密性が高く、健康のために寝室に加湿器を置くご家庭も多いようです。そのため湿気対策が必要になります。通気性が損なわないよう、窓の位置などを考慮して配置することが望ましいです。
当店では、お客さまにお住いの間取りや方角、窓の位置などをお尋ねして、通気性を考慮した配置をご提案しています。
また、ベットパッド等のメンテナンス商品をご紹介するのは勿論の事、マットレスの下に敷く湿気取りシートを常にお勧めし、大変好評を頂いております。

ベッドを長持ちさせるためには湿気対策が大切ということですね?

ベッドはお手入れが不要と思われる方が多いですが、ほうっておくとカビの温床になる恐れがある、と考えておく方がいいかもしれません。そのため、湿気対策はとても重要です。またマットレスの裏表・上下をローテーションすることでも通気が改善され、まんべんなく体重かけることで長持ちもします。西川には、冬面と夏面があるマットレスもあります。季節ごとに表裏を入れ替えることで快適に使えるマットレスです。是非、候補の一つとしてご検討ください。

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