2020年05月25日 カテゴリ:眠り

夢占いでの火事の夢の意味とは?いい夢?深層心理を解説

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夢占いでの火事の夢の意味とは?いい夢?深層心理を解説
科学的には「特に意味はない」と言われることが多い、睡眠中に見る夢。しかし夢によって思わぬことに気づかされたり、夢が現実になったりと、何らかのメッセージが込められていると思わずにはいられない経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか。 気になる夢は、睡眠中に見た夢をもとに占う「夢占い」でチェックしましょう!今回のテーマは「火事の夢」。この夢にはどんな意味が込められているのか、夢占いに詳しいマリィ・プリマヴェラ先生に伺いました。     そもそも「夢占い」ってなに?と思った方はコチラをチェック!
 

「火事の夢」はどんな意味を持つの?

マリィ先生によると「火事の夢」が表すものは、「情熱、生命エネルギー、破壊と再生」。吉か凶かで分けると、基本的には「吉夢」なのだそう。
 
ただし、火の勢いによっては凶夢になる場合があるので注意!
「火事の夢のポイントは、火の勢い。火の勢いが強ければ強いほどラッキー度が高くなりますが、反対に火が弱い、炎より煙のほうが印象的だった、という場合はマイナスの意味になります」(マリィ先生)
 
例えば、会社で火事が起きる夢を見た際、ごうごうと燃え盛り、思わず美しいと思ってしまうような火事の夢は「仕事運アップ」のサインですが、弱い炎や煙だけの火事の夢なら「職場や周囲の人への不平不満の感情が爆発寸前まで膨れ上がっている」という警告夢になるそう。それらを踏まえて、次章ではシチュエーション別に火事の夢の意味を解説しましょう。

 

燃えている物や状況によってさまざまな意味がある

火事の夢は「何が燃えているか」「火事が起きてどうなったか」などによって、意味が変わってきます。代表的な夢を例に、マリィ先生にそれぞれの意味を教えていただきました。

火事が起きている場所に注目

●自宅が火事になる夢
自分の家は「家族」の象徴。火そのものは自分自身の感情を表すので、家庭円満や家族運アップが期待できます。ただし、自宅で「家族が火事に巻き込まれていた」という場合は、家族の誰か、または家族や家庭においてトラブルが起きる可能性があります。
 
●知り合いや好きな人の家が火事になる夢
夢の中では、「他人=自分の分身」という意味を持ち、他人の家が火事でも自分の家が燃えているのと同等の意味になります。ただ、前述した「家族関係」というよりは、意味が広がって「対人関係」と捉えると良いでしょう。火の勢いが強い火事の場合は対人関係の運気アップやリフレッシュを、火の勢いが弱い場合は対人関係のトラブルに巻き込まれることを暗示しています。
 
●知らない家や建物が火事の夢
身近な場所でトラブルが起こる予兆です。自分自身が原因になるというよりは、周囲のトラブルに巻き込まれる可能性が高いので、一歩距離をおいて人付き合いをすると吉。
 
●会社や学校などが火事の夢
会社は「仕事」の象徴。この場所が火事になっている夢は、会社の業績や個人としての業績などがアップする可能性大です。次に、学校が表すのは「社会的な規範」。その学校が火事の場合は、「社会のルールに縛られたくない」という反発心を表していると考えられます。
 
●山火事の夢
夢占いにおいて、山は「険しい道のりを乗り越えてたどり着く“目標”」のような、崇高な存在。その山が火事になっているということは、願望達成を暗示する吉夢と考えて良いでしょう。特に、高い山の場合は、「あなたの努力の末に目的を達成することができる」という意味を持ちます。ただし、山全体ではなく一部分が燃えているような山火事の場合は、「目的達成の途中でトラブルがあるかもしれないから気を付けなさい」というお告げの可能性があります。

火事に対しての行動に注目



●火事から逃げている夢
すでに起きてしまった火事という現実から逃げるのは、変化を拒んでいるサイン。「現状を維持していきたい」という気持ちが隠れています。
 
●火事をただ見ている夢
現実において、良くも悪くも変化を傍観している状態、または傍観することになる可能性が高い夢。「火事=変化」という意味なので、ただ眺めるのではなく火の中に飛び込んでしまったほうがラッキーになれるというアドバイスの夢でもあります。
 
●火事を消そうとしている夢
「火」という情熱を表す激しい感情を自分の中でコントロールしようとしている状態。抑えきれない気持ちや衝動があり、自制心を働かせようとしているのでしょう。消火できなかった場合は、感情を爆発させてしまう恐れがあるので要注意。
 
●火事から人や動物を助けようとする夢
自分の中に潜んでいる隠れた才能や性格の良い部分を発揮することができる、あるいは目的の方向転換をするチャンスであることを示しています。
 
●火事から自分が助けられる夢
人の手助けを求めている状態です。無事に助けてもらえた場合は、現実生活でもサポートしてくれる人が現れるはず。ただし、火事という困難が起きているため、サポーターが現れるまでには時間がかかったり、障害があったりするかもしれません。
 
●放火の夢
自ら放火している場合は、心の乱れやストレスなど激しい感情が渦巻いています。または、「恋愛において誰かを愛する気持ちが抑えきれないほど募ってきている」というふうに捉えることもできます。一方、放火された場合は、放火した人からうれしい知らせや気持ちを告白されたり、新展開が期待できたりします。

 

火事の夢を見たら、どんなことに気を付けるべき?

火事の夢は、基本的に「自分自身の感情をどのようにコントロールするかということがテーマになっている」とマリィ先生。
火事の夢を見たあとには、日常生活ではどんなことに気を付けて過ごすと良いのでしょうか?
 
「火事の夢を見るときは、自分でも気づかないうちに感情が不安定になっていることが多いものです。感情が爆発したり自分の中に溜め込んだりしすぎないよう上手にガス抜きをするよう夢が促してくれているので、自分自身の心を見つめ直して感情をフラットに保つように意識しましょう。また、火事の夢が持つ「破壊と再生」という視点から見ると、人生の転機やチャンスの前触れの可能性もあるので、節目を見逃さないように注意深く過ごすことも大事ですね」(マリィ先生)
 

怖いように感じる夢でも、吉兆の可能性も

現実だと怖いと感じることでも、夢に出てくるとラッキーな意味を持つものも多い、夢占い。それぞれの夢に自分だけのメッセージが込められていると思うと、怖い夢も「どんとこい!」という気持ちになれますよね。
 
夢占いを使って、自分でも意識していない、気づいていない思いを受け取り、自分からのメッセージとしっかり向き合ってみてはいかがでしょうか。
   

占い師

マリィ・プリマヴェラ先生

慶應義塾大学法学部卒。西洋占星術・占いのみならず、夢判断をはじめ、人間心理にかかわる事柄を広く研究している。『決定版 夢占いキーワード事典』(永岡書店)『よくあたる! 夢占い事典1000』(永岡書店)など、夢占いについての著書多数。

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